あおり運転

あおり運転の対処にも有効か?緊急通報システム「ヘルプネット」の活用

あおり運転が世間で注目されるようになったのは東名高速であおり運転がもとで起こった痛ましい事故、最近では常磐道で悪質な煽り運転と障害事件で逮捕されるなど、自分が注意をしていても煽り運転の被害にあってしまうことも。

そこで今回は、悪質なあおり運転の被害にあってしまった場合の対処方法について考えていきたいと思います。

ドライブレコーダーの活用

ニュースで流れている悪質なあおり運転の映像はほとんどがドライブレコーダーで撮影されたもの、被害に合ってしまった場合に証拠として活用できるほか、ドライブレコーダーのカメラが設置されていることで、あおり運転の抑止力としても有効です。

今人気の高いドライブレコーダーは前後が撮影可能な2カメラタイプ、前方も後方も同時に撮影が可能で証拠能力を高めるほか、後ろからの追突事故などの際もしっかりと映像を残せます。

私も前後撮影ができるパイオニアのVREC-DZ700DLCを車に設置しています。後方カメラを設置していなかった時に比べて高速道路などで車間距離を後方の車から詰められることも減ったと思います。

ドライブレコーダー「パイオニアVREC-DZ700DLC」2カメラタイプ レビュー発売前から前評判の良かったパイオニアのドライブレコーダーを購入したので、使ってみた感想です。 購入は近所のオートバックスで7月6日...

緊急通報システム「ヘルプネット」の活用

最近の新車では事故の際に自動または手動でコールセンターと繋がる緊急通報システムを搭載した車が増えてきました。

この緊急通報システムは、基本的に搭載した車両が事故にあった際に自動で救急車の手配をしてくれるものなのですが、車に設置されたボタンを押すことで手動でコールセンターと繋がることができます。

あおり運転の被害にあった場合に運転中の携帯電話の操作が禁止されているため、緊急の場合にボタンひとつでコールセンターと繋がり警察への通報も可能で、自動車メーカー側も事故の可能性が高い悪質なあおり運転の通報にも活用できるとしています。

ドライブレコダーだけでなく、オペレーターに繋がることでまずは安心できますしオペレーターに詳しい情報を報告しておくことも、後で被害を訴える場合にも役立ちます。

さらに、しつこいあおり運転の場合には最寄りのパーキングエリアなどに誘導してもらったりその場に警察を手配してもらったりなどの対応もできるのでドライバーにとっては、安心できるサポートだと感じます。

安全と安心の車選びを

自分がいつあおり運転の被害にあってしまうかは想定できません。

ドライブレコーダーは後付けできる備えのひとつですが、車を購入する際に緊急通報システムを搭載した車両もこれからの車選びのひとつのポイントになると思います。

これから、車の購入を考えている方は安全装備として緊急通報システムを搭載している車なのかを検討材料として考慮してみてください。